*制服のボタン*a solemn promise*
……ん……目が重い……
ゆっくり重い目を開けると目の前に陵弥…
あー…そうか…夕べはあのまま寝ちゃったんだ…
私を抱きしめたまま眠ってる陵弥……
そっと寝顔に触れる。
陵弥に触れた手に陵弥が手を重ねた。
「お、起きてたの…」
「ばーか。当たり前だ」
いつもの陵弥……
意地悪ないい方。
だけど甘くて優しい。
ギュッと私を抱きしめると。
「…凜花が欲しい…」
そう言って、私に何も言わせない様にキスをする。
甘いキスから激しい深いキスに変わると……
私は陵弥の事しか考えらんなくなるんだ……
探る様に私に触れる陵弥の手も、熱く熱る唇も全部が愛しい……
陵弥が私に触れた瞬間から私の全部が陵弥に溶ける。
このまま溶けて陵弥に全部吸収されちゃいたい……
出来る事なら……陵弥の中に溶け込んでしまいたい。
「……陵弥……愛してる…」
そう…自然に言葉が溢れ…
私の目からは涙が流れていた。。