*制服のボタン*a solemn promise*
陵弥が話してくれた久美さんとの関係。
昔の女…
たった一度の関係…
だけど陵弥への執着心は半端ない。
怖いくらいの気持ち。
でも、それは愛じゃないよ…ただの執着……支配。
陵弥の心を縛り着けたいだけ……
陵弥の心配は嫌がらせ。
私は前に、陵弥の取り巻きの嫌がらせで、レイプされそうになったから……
あの時は、私も陵弥もズタズタになったんだ。
2人の心が離れそうになったくらい……
だから余計…心配してくれるんだね。
でもね陵弥……
私はもう、何があっても陵弥から離れたりしないよ。
陵弥が私を好きって言ってくれるなら、どんな事があっても平気だよ……
「…陵弥……私は大丈夫だから…何があっても傍にいるから」
私の本心だよ……
陵弥の傍で、陵弥だけ見てるよ……
だから……私の傍にいて…
「…凜花……」
陵弥が優しい目で見つめて…唇を重ねた。
陵弥のこの温もりを離したくない……
例え、傷付いても。