*制服のボタン*a solemn promise*
「んじゃママ後頼むねー」
私は実家に息子をお願いして大学に向かう。
スッーと目の前に差し出された手。
私はニッコリ笑うとその手に自分の手を絡める。
「さぁ、行きますか…」
「うん…」
「凜花、やっぱり、ミニスカートはマズイんじゃね…」
「もうっ…いいじゃん!!うるさいよ陵弥!」
私と陵弥はパパとママになったけど、まだまだこんな感じ……
はあー…とため息をついた陵弥が。
チュッ…
首を屈めてキスする。
「んもうっ!!道端は止めてって!!」
「ふーん…道端じゃなきゃいいんだ…」
う……嫌な予感。
「じゃ、今夜はたっぷり凜花に触らしてもらうなかな」
ほらー…もうっ…
でもね……そんな陵弥の事、愛してるよ……
これからもずっと……
この先の未来にもずっと陵弥が隣にいる……
「凜花、愛してるよ…」
end