*制服のボタン*a solemn promise*
本当に馬鹿じゃない!!
イライラしながらスタスタ歩く私を。
…キャッ…
陵弥が意気なり引き寄せて。
首を屈めてキスをした。
「……んもうっ…陵弥の馬鹿!!道端で止めてよ!!」
…………………
「だって…凜花ちゃんと断ったからさ、良く言えました」
って、笑顔で私の頭をナデナデ……
私は子供かよ…!!
あんなに気を付けろとか言ってた癖に……
一体どーなってんの…?…
ぶつぶつ独り言を言う私の頭の上から。
「いつまで、スネてんの?」
「スネてないッ!!」
「スネてんだろ…いいじゃんキスくらい」
「いいじゃんって、道端で止めてよっていつも言ってるでしょーが!!恥ずかしいッ!!」
そう言うと陵弥は。
ニヤリと笑って……
「じゃ、道端じゃなきゃいいんだ…」
うっ……ヤな予感……
のけ反る私に……ジリジリと陵弥の顔が近付いて…
目の前に陵弥の綺麗な顔。
あと少しで唇が重なる…
「りんかぁー陵弥君、ご飯よぉー」
「は、はぁーい!!」