*制服のボタン*a solemn promise*


凜花と待ち合わせの下駄箱に行くと。


今にもコケそうな凜花の前に。

ニヤリと笑う陸斗。


「陸斗!凜花に何した!?」

半分キレ気味の俺。

すると陸斗が。


「何もしてませんよ…俺、久美とは関係ないんで…

ついでに言っときますけど俺も凜花さん狙いなんで川上先輩は勝手に久美と盛り上がって下さいよ」


って、はあああーー!?

「お前…ふざけてんの?」

「全然、ふざけてませんよ俺、本気ですから…」


本気だとッ!?あり得ねぇー……

久美と関係なくったって、凜花にちょっかい出すのは同じだろーがッ!!


散々、陸斗と言い合いを繰り広げると……



「…いい加減にしてッ!!」

凜花が…キレた……


「陸斗君!!私は陵弥と付き合ってるから無理!!」


ふふんっ!!どーだ陸斗!
凜花は俺んだからな!


「陵弥!大人気ない!!
はい、行くよ!」


って、俺の腕を掴むとズンズンと歩き出す凜花。



こ、怖ぇー…



ったく……

俺は凜花を引き寄せてキスした……………………ら


「……んもうっ…陵弥の馬鹿!!道端で止めてよ!!」


更に凜花をあやすように頭を撫でたら。


凜花がスネた…


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