*制服のボタン*a solemn promise*
「好きです!!付き合って下さい!!」
……は?……
何で告られれる訳…?
「あ、あの…私は陵弥と…」
「川上はいないんだし、俺じゃ駄目?」
いないって…そんなの分かってるけど、他人に言われると…何だかムカつく!!
「ごめんなさい!!確かに陵弥はいないけど、別れた訳じゃないから!!」
なんて、言っちゃう。
すると…
「そーだ!!残念だけど諦めて!!」
って、私の前に現れたのは
幸樹君!!
「凜花ちゃん、何で告られてんの?」
って、私を見下ろす幸樹君は陵弥に似てるね……
「まったく!文化祭が近いんだから、変な男に気を付けないと!文化祭は俺が一緒にいるから」
と、幸樹君が言うと。
「先輩!凜花さんは俺が一緒にいますよ!!」
って、どっからか現れた陸斗君まで……
「お前!後輩の癖に生意気!!」
「はあーそんなの関係ないッスよ!!」
私の目の前でギャーギャーって…
はああー…っとに…
「いい加減にしてッ!!」
ピタリと言い合いを止めた2人に私は。
「はい!!2人とも仲良く!!」
そう言うと。
「「はい…すいません」」