Flower
しばらくしたら夏鈴が呟く。


「ねぇ、3人とも遅くない?」


そういえばそうだ

時計を見るともう20分も過ぎている。


なにかあったのかなぁ…

少し不安になっていたら誰かに肩を叩かれた。


「亮ちゃん!!」


見ると他の2人もいた。


「わりっ遅くなった!いこっか?」


三人とも疲れている顔をしている。


どうしたんだろう…


そう思いながらあたしは改札を抜けた。
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