桜色
そう柚琉は大体学校で居眠りこいてるし男子とはしゃべるけど女子は私ぐらいとしかしゃべんないんだよね・・・なにげにモテるのにさ?



「だって俺、女好きじゃねーもん」


「えー?でも私とはふつー喋るじゃん」




柚琉は私が女に見えてないのカナ??なんかふつーにショック・・・


ん?まてよ・・・?女嫌いなのに好きな人いるっておかしくない??まさか柚琉の好きな人って・・・男!?

   (↑なぜそうなる・・・)


「ハハハっ!」


私がう~んと唸っていると柚琉がいきなり笑い出した


「なッ何??」



「柚子今の顔かなりヤバかった!ハハッ」


っていって笑い続ける柚琉



むっか~!もう怒った!!私のコト女に見えないって言うし(誰もそんな事言ってない) 
アイス食べちゃうし(食べかけ突っ込まれたケド)人の顔見て笑うし~!(変な顔したあんたが悪い)



私が思いっきり睨むと柚琉が笑うのをやめて私の顔を見た


「・・・何上目遣いしてんの?」


うっ・・・上目遣い!?


「そんなのしてない!!」



私が思いっきり目を逸らすと柚琉が私の頭をポンポン叩いた



「怒るなって明日土曜だろ?アイス食いにつれてってやるから」


あの・・・柚琉クン?それってデートなのでは・・・??



「何?用事ある??」


柚琉が少し上目遣いで私を見てきた


「ううん用事ない・・・アイス食べに行きます・・・!」


私は知らないうちにそう言っていた多分私の顔は真っ赤


だってさ?上目遣いした柚琉の顔が見たコトないくらいかっこよかったんだもん・・・

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