女将女子高生結衣☆
『そうか……でもさぁ
普通こんな死にそうな奴をふるかよ』
『ごめん…』
『でも俺はお前のそういうとこ好きだ』
海の状態は悪化していく。
もう
しゃべるのもつらそうだ。
私は海の口もとに顔を近づける。
『……幸せになれよ。悔しいけどそれでもお前のことを応援してっから
おまえのだんなを連れてきて』
『陸、海が呼んでる…』
私の後ろに立っていた陸が海に近寄る。
陸の目はもう真っ赤だ。
『俺には何か言うことはないのか親友!』
『お前……
好きな子のこと幸せにしろよ……
ずっと見てっかんな!
もし悲しませたら地獄に落としてやる』
『わかった。
約束する』