あたしの幼なじみ




それだけいうと健人は
あたしの腕をつかんだまま、
出口に向かってスタスタと歩きだした。



あたしがやっと口を開いたのは
店から出て何分か歩いた後だった。

『ちょ…健人ッッ!待って?
どおしたのッ!健人ぉッ!!』


あたしなんかしたぁ??


ってかなんであたしはここに
いるんだろ??



< 34 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop