最初で最後~ありがとう、先生~



「あのさ…みんなに聞いてほしいことがあるの。」



一気に部屋が静まった。













「私、学校やめることにした。」










「え…どういうこと…?」


3人とも動揺が隠しきれない。








そんな私たちを見ながら紗英は自分のお腹をさすった。










「…赤ちゃん…?」



紗英は静かに頷いた。





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