最初で最後~ありがとう、先生~



「いないよ。」


私は2人に言った。




「なーんだ!じゃあみんないないんだ。」


そう言って美香も茉莉花も安心していた。









私と先生が付き合っているのを知っているのは、友達では紗英だけだ。





2人のことを信用してないわけではない。





でもまだ言えない。




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