最初で最後~ありがとう、先生~



「こんなところにいたのか。家で待ってろって言ったのに。」


「ごめんなさい。ちょっと公園に来たかったんだ。」


そう言うと先生は「そっか。」と小さく呟いて黙ってしまった。







先生…?



やっぱり私たちはもうあの頃のように笑えないのかな?





私たちは付き合うべきじゃなかったのかな?





沈黙ばかりが続き、私はもう悪い結末しか予想できなかった。





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