*+あえる日まで・・・上**+


「一哉君帰ってこないねー」


「んー」


「鈴!」


「へっ?あっ、えと・・・何?」


「何?…じゃぁない!!話聞いてんの!!」


しゅうぅ。


私は、小さくなった。


「一哉君帰ってこないねって言ってるの」


「うん…」


さびしい。


「さびしい?」


「え?…麻唯、心の中よめるの!!」


「もしかして、今思ってた?」


「うん」


「すごっ。…でも大丈夫だよ。私が、ついてるんだから」


「麻唯~(涙)」


「ちょっと、なにすんの!?」


私は、泣きながら麻唯に抱きついていた。


麻唯って、優しいな。


学校に着くと、[おっはよー!!]って、みんなが言ってくれた。


「おはよー」


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