〈実話〉いつの日か…

私は勝てない。


あんな言葉の嵐にたちうち出来ない。


全て俺が正しいって言い方


間違ってるって言っても返ってくる言葉は

『それはお前だろ。』


私は前みたいに、ひどくなるｹﾝｶを避けるために


『そうだね。ウチが悪かったね…ごめんね』


と言うようにしてた。


すれ違っていく私達


私が考えるのは、いつもお金のこと…


四六時中、お金のことばっか考えてる


小さい頃の事を思い出す。


私は、またお金に追われる生活


疲れる…


ｶﾂの給料だけじゃ生活も苦しいぐらいまできてた。


だって借金だけで、15万近くあったから…


残りの10万で家賃に光熱費。


その他の払いをするのも大変


ちょっと足りないとｶｰﾄﾞで借りる…


それでもｶﾂは、お酒もｷﾞｬﾝﾌﾞﾙもﾀﾊﾞｺも辞められない。


こんな状況でも私が働きに出る事を嫌がる。


言えば、かなりﾋﾄﾞｲ言い合いになる。


私は、どうしたらいいんだろう…？