〈実話〉いつの日か…
『何処だよ?とりあえず話しよう』


『もう話す事なんてない…もう無理だわ…』


その言葉を聞くと急に優しくなるカツ


『ごめん。俺が悪かった。もうやんねぇから話しよう』


『わかった。とりあえず家に帰るから…』


変わらない思いのまま私は帰る。


もう何度同じ事をしてるだろう?


数えきれない。


家に入ると壊れたテレビに物で散乱した部屋に変わってた。


もう呆れて思いを言葉にするのも難しい…


ガラスは割れてるし


後の事を考えた事あるのかな?


いっつもその場しのぎのカツ


何一つ変わらず、物を壊し怒鳴り散らす


同じ事の繰り返し…


もう許すとかってゆう問題じゃない


真剣に先の事を話合わないといけない。


もう限界…


高校の時を思い出してなかなか言えなかった


またつけ回されたらどうしよう


ストーカーみたいに私の行動に話の内容を知られたり


そんな事が頭をよぎって言いたくても言えなかった。


変な怖さが頭に埋め込まれてたから。


もうそんな事考えてられない。


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