〈実話〉いつの日か…
私は変わらず仕事に出た。


ジャンボに家を出た事を話した。


溜った思いとカツの態度を見た複雑な気持ち


スッキリしたはずなのに何か悪い事してるようで仕事中もボーっとしてた。


ジャンボに言われるまで気がつかなかったけど私は泣きそうな顔しながら仕事してたみたい


『無理すんなって。なんも悪い事なんてしてないよ…泣きたいなら泣けばいいって。』


その言葉を聞いて一気に込み上げてきた…


物を取りに行くフリして私は二階の荷物置き場に行った。


上がった瞬間、私の目から涙が溢れ出た。


いつ誰が上がってくるかわからないから声を出さずに静かに…


ジャンボの言葉が優しくて私を包んでくれる。


唯一全部を知ってるジャンボ


今のジャンボは私にとって大事な存在


私を気遣ってくれるジャンボ


優しくなだめてくれたり励ましてくれたり。


考えれば考える程涙が止まらない…


堪えてた思いがジャンボの言葉で崩れ落ちた…


人前じゃ泣かなかった私…


ずっと泣きたい気持ちを我慢してきた。


いつも幸せなフリして


涙が止まらない…


< 152 / 213 >

この作品をシェア

pagetop