〈実話〉いつの日か…
タクトは何を思ったのか話をしてる最中に、いきなり私にキスをしてきた。

ビックリして顔を離すとタクトは、『ごめんっ』と言った。

『嫌じゃないよ!ただ急にしてくるからビックリしただけ。』

ホントに嫌じゃなかった。

求められると必要とされてる気がするから…

全然違うのにね

間違った安心なのに…

彼女に悪いって全然思わなかった。

そんなこと頭の中になかったし…

『どうする?』

タクトの声

その意味は知ってる

初めての相手がタクトでいいと思った

前に友達みんなと約束した15才までに初体験を終わらせること。

それもあったし、そんな大事なもんでもなかったから。

それに今タクトに求められてることが嬉しいから…

単純なバカ女

けど、それが私…

14のガキが寂しい、かまってほしいからって男に逃げちゃうなんて

なんか誰かさんに似てるなぁ…
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