〈実話〉いつの日か…

普通な生活

あと1ヶ月ちょっと。


長く感じる。


私の体調も落ち着き、食欲も少しずつ出て食べれるようになってきた。


コウキのおかげかな。


一緒に居れば居る程、ラブラブになってる。


好きになる一方…


仕事場である質問をされた。


『愛弓ちゃんと新川って何か仲良いよな』


『えっ…そうですかねぇ?』


『二人見てたら分かるし(笑)』


意味あり気に言う、ベェさん。


ベェさんとはコウキの次に仲が良い。


優しくて頼れる兄さんって感じ。


ちょいエロイけど…


『新川は態度に出てるから。』


『態度?年が近いからいい相談相手なんですよ。』


『へぇー(笑)』


そのニヤリとした笑い方ドキッとする。


確実にコウキとの関係に気づいてる。


ヤバイって私は焦った


私は追求を逃れるためにトイレに行くフリして、その場から離れた。


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