〈実話〉いつの日か…

日が経つのって早い


今日はｺｳｷの送別会


今日は一緒に出勤した


もう隠す事もないから一緒に来ても何も言われない。


その夜、焼肉屋で送別会


皆に花束とか貰ってる


照れてるｺｳｷの顔が可愛い


けど私は誰も知らないｺｳｷの顔を知ってる。


優しいのは皆にもだけど


きっと、あんな顔は私以外には見せないだろうな。


ｺｳｷは私だけを見てくれてる。


私を一番に考えてくれてる


他の女に見向きもしないし。


本当に。


浮気の心配は、今もこの先もないだろうな。


ｺｳｷの顔見てるといろいろ考えてしまう。


いい事ばっかを。


ｺｳｷは楽しそうだった


それを見てる私も楽しい。


お互いたまに目が合うとﾆﾔついたり。


ｺｳｷが目で合図してきたり。


笑いかけてくれたり。


ﾔﾊﾞｲぐらい幸せを感じてる。


なんか悪い事でもあるのかな？


だから、こんなに幸せなのかな？


昔の私からは想像も出来ないぐらい。


見た目も考え方も変わった。


与えられた物が大きいから


知った事が大きいから


神様ありがとう。


お父さんお母さん私を生んでくれてありがとう。


本当にありがとう。


私は、この幸せを苦労からのご褒美だと思った。