〈実話〉いつの日か…
カツと出会ってから何日過ぎただろう?

マヤからの夜遊びのお誘い。

彼氏も一緒みたいだったけど、カツも来るかもって期待から遊ぶことにした。


夜行くとカツの姿はなく、会ったことのない男と女にマヤと彼氏。


少し残念…

『カツ君も誘う?愛弓はカツ君が気になるんでしょ?』

否定もしないまま、カツに電話をした


『もしもし?愛弓だけど、今みんなと海におるんだけど来ない?』

ドキドキしながらカツに言った。

『今出てるし、明日も仕事で朝早いから無理だわ!』


オモチャを買ってもらえない子供みたいに、ただをこねてる私…


『わかった。じゃあいいよ…来ないってわかったけど、待ってる!』

それだけ言って電話を切った。

残念って思いながらも、みんなとワイワイ酒飲んで騒いでた。

一時間ぐらい?過ぎた頃、車のウルサイ音が聞こえてきた。

『うるせぇな!』って私が言うと、マヤが『カツ君だったりしてぇ』と笑いながら言った。


けど冗談じゃなくて、ホントにカツが来たんだよね。


ビックリしたよ。来ないって言ってたからね。

『あれぇ?来ないんじゃなかったの?』って言うと

『なんとなく愛弓ちゃんが言った言葉が気になったから来た!』

私、何を言ったんだろう?


カツ…あなたは私が言った【待ってる】に運命を感じてたんだよね…


私は、何も気づいてない。

だって、なんとも思ってなかったから…
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