〈実話〉いつの日か…

私は、やっと準備を始めた親の様子を見ながら、隙をみて家を出た


置き手紙だけを残して

私は待ち合わせ場所まで走った。

そこにはｶﾂが待っててくれてた。


ｶﾂは私のｶﾊﾞﾝいっぱいの荷物を持つ姿を見て少しﾋﾞｯｸﾘした顔してた。


車に乗り理由を言うと


『帰った方がいい』


『余計に認めてもらえなくなるから。』

何度も言われたけど、私は嫌と言い続けた…


ｶﾂは諦めたのか車を走らせた


車を走らせながら、優しく話しかけ私を説得した。


けど私は嫌と言い続けた。


だってホントに嫌なんだもん。


まだ言ってないけど、ｶﾂが必要なんだもん…


今戻るなんて出来ないよ…


迷惑かけてるって思うけど、今は自分の気持ちを突き通したい。


今を失うのが嫌だから


今は一緒にいたいって思うから