〈実話〉いつの日か…
そから20分近く過ぎたかな?

カツが私に近寄ってきた


『大丈夫か?とりあえず話したから大丈夫』


『今は理解してもらえてないけど、ちゃんと認めてもらうから!心配すんな。』


そんな話してたんだ…

私は黙って頷いた…


『とりあえず帰るから。元気出せよ』


『わかった。ごめんね…また電話するから』


カツは私の頭をポンと軽く叩いて帰って行った

なんとも言えない後ろ姿…


家に入り親と話し合い

私も認めてもらうために必死で話をした。

けど、親は今は会うなの一点張り。


『あんなののどこがいいの?』

『優しいし愛弓の話をちゃんと聞いてくれるから…』


親は黙って仕事に行った。


私は毎日説得した。

手紙を書いてマヤに渡してもらったり

そんな毎日…


カツは認めてもらうために毎日家に来てた。

顔も見れなかったけど

懲りずに毎日毎日…

親も初めは話も聞かずに帰してたけど、毎日来るカツに何を思ったか、少しずつ話を聞くようになってた…


一体どうなるんだろ?

このまま、サヨナラしちゃうのかな?


寂しいなぁ…


また一人になっちゃう


どうか認めてもらえますように…


毎日お願いしました。

辛いことばっかを与える神様に…


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