〈実話〉いつの日か…
そんなある日、いつものようにカツが来てた。

声ですぐわかった。


それからすぐに
『愛弓?カツ君が来たよ』

えっ?会わしてくれんの?

慌てて行くと変わらないカツの姿…

嬉しかった。
ありがとうお母さん

カツを家に上げると

『ちゃんと約束は守ってね!愛弓も出掛ける時は、声をかけなさい。』
三人の約束

1、エッチはしない事 2、勝手に出掛けたりしない事
3、夜会う時は、家で会うこと
4、家出はしない事 5、何かあったら、すぐ言うこと。


そんな感じのこと。

後は、細かい事が何個かあるぐらい。


とりあえず認めてもらえてよかった。



ホッとした…

だって、いい事が待ってる気がするから。

やっと認めてもらえた関係だから…


こんだけ頑張ったんだもん。


どんな事も乗り越えられるはずだよね…


その時は、本当にそう思ったよ…


うまくやっていけるって…


結局違ってたけど。


でも本当に始まってしまった…


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