〈実話〉いつの日か…
それから、いつもの学校生活。

別れを言った私の話を聞かなかった事にしようとするカツ…

やっと言えたのに、カツは受け入れようとしなかった。

アヤに言ったあの日、帰ってすぐ電話した。

もしもし?
なんで電話に出ねぇんだよ?
…れよう
はっ?
もう別れよう…
なんで?俺がなんかしたか?
カツの束縛とかウンザリだし、疲れた…
ごめん…もう束縛しねぇから…
もう好きじゃない…だから別れよう。別れるから!バイバイ

私が勇気を振り絞って言えた言葉…

カツは何度も電話してきた。電話に出なければメール。
好きだから…別れようなんて言うなって!愛弓が欲しいって言ってた服買いに行こう。

そんなのばっか。

メールでも留守電でもカツは異常なほど優しい言葉を並べてた。

もう騙されない。
戻ったりしない。

そのうちカツも諦めるだろう…

そう思ってた。

まさかカツが私の後をコソコソ付け回すなんて思ってなかった…

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