〈実話〉いつの日か…
三時間ぐらいいた後、帰る時に私はダイスケに呼ばれた。

口裏を合わせたかのようにダイスケの友達シンジがアヤを離れた場所に連れて行った。


今、彼氏いる?

いないけど、ウチ好きな人いるから!

えぇー!やめなって!俺にしなよ(笑)

はぁ?無理!アヤは裏切れんから。

俺アヤより愛弓の方がいい!ねっ?その男より俺の方がいいに決まってるし(笑)

マジで無理だって!アヤに言いなって。アヤがダイスケの事好きなの知ってるでしょ!


ダイスケの耳には届いてない


俺、写真見た時に決めたの!だから、ねっ?

嫌な顔してる私にキスをしてきた。

やめてくれる?

マジで嫌なら跳ね退けるっしょ?

私は、何も言わないままアヤと家に帰った。

ユウカみたいになりたくなったから正直にアヤにキスされた事を言った


ちょっとショック…けどダイスケも酔ってたら仕方ないかもね。気にしなくていいよ!

笑って言ってくれた。

安心した。内心ドキドキだったから。

アヤって心広いなぁって思った。

私だったら言えないから。

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