この青い空を
「ちょ…何なの、あんた…。あんたなんて死ねばいいのに…」
ドクン。
死ぬ??
「そしたら、颯斗は幸せだったよ??あんたが…あんたが…颯斗をダメにしたんだよ」
あたしが??
あたしがいなかったら…颯斗は幸せだった??
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい。
聞きたくない。
「とにかく…あたしは辞めない。そんなこと言うんだったら、あんたが辞めれば??」
そう言い残すと、あたしは走って家に帰った。
楓ちゃんの言葉が、あたしの心を突き刺す。
────颯斗だって迷惑だと思うよ??
────あんたなんて死ねばいいのに…そしたら、颯斗は幸せだったよ??
────あんたが…あんたが…颯斗をダメにしたんだよ!!
あたしは…
あたしは…
最低な人間だったんだ。
「あたしなんて…誰も愛す資格なんてないよね…」
あたし…生きてていいのかな??
あたし…必要な人間なのかな??