この青い空を
「そっか。お母さんにはよく分からないけど、ちゃんと自分で決めてるんでしょ??」
あたしは頷く。
「なら、何も言わないわ。あら!!そろそろこんな時間。もう、寝なさい」
もう、11時はとっくに過ぎていた。
あたしは、そのまま寝てしまった。
次の日に、あたしは退院した。
そして、その日は学校を休んだ。
松葉杖の生活になったけど、あとはそんなに何も変わらなかった。
「しばらく颯斗に会えないな〜」
それしか、頭になかった。
その日は、ゆっくりとした生活を送った。
次の日に、あたしは松葉杖を使って学校に向かった。
みんなの視線が気になった。
そして、歩くのも一苦労だった。
「陽奈??その足どうしたの??」
包帯でぐるぐる巻きの足を見て、桜が大声を張り上げた。
「これは…海斗にやられた…」
「海斗って…陽奈の彼氏??」
「うん…別れたけどね」
もう、付き合うなんて、まっぴらゴメンだった。
というか、颯斗しか考えられなかった。