この青い空を



あたしは、凄い安心感に包まれていた。


そして、予備用に持ってきていたナプキンをポーチから出した。



すぐに、桜に飛びつく。



「どうしたの!?」



桜は驚いている。



「妊娠してなかったよ♪」


「マジで!?良かったね〜」



桜も、あたしの妊娠のことは凄く心配してくれていた。


その分、喜びも大きかった。



「じゃあ…あたしんち行く??」


「うん!!」



このまま、桜の家に行くことになった。



「お邪魔しま〜す」


「誰もいないよ〜」



桜の家は共働き。


そして、お父さんとは単身赴任で生活している。



「じゃあ、ジュース持って来るね」


「うん」



そのまま、桜は下に下りていった。



「お待たせ〜♪」



しばらく経ってから、桜が部屋に入ってきた。



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