この青い空を
「あんなの気にすんなよ。金儲けの為に、適当に言ってんじゃねぇの??」
そっか。
そうだよね…。
元気出た!!
「颯斗、ありがとう。元気出たよ」
「おう!!」
颯斗の笑顔が、あたしは好きだ。
凄く可愛いし、何か子供っぽいっていうか…。
こっちも幸せになれるって感じ。
「そろそろ、暗くなってきたな」
「だね…」
もう、一番星が出ていた。
「そろそろ帰るか??」
「待って!!観覧車だけ乗りたい!!」
「いいよ」
あたしと颯斗は、走って観覧車のところに行った。
運良く観覧車は混んでいなかった。
あたしと颯斗は、向かい合わせに座った。
隣同士に座るのとかって、恋人同士でもないし恥ずかしいじゃん。
「綺麗だな」
「うん」