この青い空を



外はだいぶ暗くなってきていた。


家の電気がついていたり、遊園地のイルミネーションが光っていたり…。



いつの間にか、星の数も増えていた。



「綺麗…」


「うん…」



月が星と一緒に瞬いている。

                  
              ☽
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              ☆          


今夜は残念ながら、三日月だった。


あたしは、満月の方が好きだけど、颯斗と見られたことが嬉しかった。



そのまま、てっぺんに来た。


空と1番近い場所。



「届いたらいいのにな…」


「だな」



あたしは、手を伸ばした。



「届くわけないだろ!!」


「だよね〜」



そのまま、下っていく。



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