この青い空を
片付け間に合うかな…。
「うん。分かった!!」
そのまま、電話を切った。
あたしは、床に散らばっている物を全部押入に放り込んだ。
よくあるパターンだけど。
─────ピンポーン
「はいは〜い」
あたしって天才!?
丁度、片付け終わってるし。
「急にゴメン。外出られる??」
「う、うん」
マジ!?
せっかく、部屋片付けたのに…。
まぁ、しょうがないか…。
別に颯斗と一緒にいられるなんて、何処でも良いし。
颯斗についていくと、辿り着いたのはM公園。
海斗と嫌な思い出がある場所。
「話っていうのはさ…バイトのことなんだけど…」
あ〜!!
行くの忘れてた!!
楓ちゃんと色々あったし…。