この青い空を



今あたしのこと好きって言ったじゃん!!


何で??


嘘だったの??



あの言葉も…。


全部全部!!



そのまま、颯斗と楓ちゃんはラブホテルに入っていった。



「最低…」



あたしは、近くにあった石を颯斗に向かって思いっきり投げた。


石は虚しく、木に当たって落ちた。



「颯斗のバカ…。もう知らない!!」



あたしは、走って公園に戻った。



「颯斗…あたしは颯斗が大好きだったよ…」



颯斗は…遊びだったのかな??


一緒に愛し合った日々は颯斗にとって何だったの??



ただの過去なの??


もう、そんなものになってるの??



あたしは、ただの物だったの??


颯斗にとって、あたしは何だったんだろう…。



この日から、あたしの気持ちが変わり始めた。



< 182 / 237 >

この作品をシェア

pagetop