この青い空を
「提案したのって…あのクラスで1番可愛い、綾子ちゃんじゃない??」
「マジで??」
…なら、文句は言えないな。
「まぁ、お互い頑張ろうよ!!」
「そうだね…。早く終われ文化祭…」
桜は完全に、へたっていた。
そうしているうちに…文化祭当日!!
あたしたちの学校は、文化祭で大にぎわい!!
「え〜これ着るの〜!?」
桜が素っ頓狂な声を上げる。
「これ…谷間見えるじゃん…」
「しかも…何このミニスカ。パンツ見えるんじゃない??」
あたしと桜は、文句を言いまくる。
「これくらいしなきゃ、男は釣れないでしょ??」
綾子ちゃんが、腰に手を当てて言う。
いやいやいや…。
目的間違ってるでしょ…。
客を集めるために、こういうのするんじゃないの??
「メイド喫茶は男しか来ないでしょ…」
あたしが首を傾げていると、綾子ちゃんが言い直した。