この青い空を
落書きし終わると、プリクラが出てきた。
「分けよう♪」
あたしはハサミを手に持つと、半分に分けた。
「はい」
「サンキュー」
颯斗は早速自分の携帯の裏に貼っていた。
颯斗も前に撮ったプリクラを貼っていた。
それだけのことなのに、凄く嬉しかった。
「あ〜…これ可愛い!!」
あたしは、1つのユーホーキャッチャーを指さした。
それは、可愛い猫のネックレスだった。
「俺に任せろ」
颯斗はお金を入れて、早速やり始めた。
「失敗しないでよ??」
「うるせー」
1回目は失敗だった。
「全然届いてなかったじゃん」
「もう1回!!」
颯斗は、またお金を入れた。
次は、ネックレスの真ん中くらいで止まった。