この青い空を
でも、あたしなんかが幸せにできるわけがない。
だって、この真実はいつか知られると思うから────…
〜♪
その時、颯斗からのメール。
怒ったのかな??
《何で??理由は??俺は別れる気ない》
颯斗が別れる気なくても、あたしにはもう無理なんだよ。
《ゴメン》
今はこれしか言えない。
颯斗には悪いけど、もうあたしは駄目なんだ。
「陽奈!!いるの??」
お姉ちゃんの声。
今日は学校あるハズなのに…。
「開けてよ。話があるから」
あたしは鍵に手を伸ばす。
ゆっくり鍵を開けた。
「陽奈!!」
お姉ちゃんが泣きながら飛びついてきた。
「お姉ちゃん…」
すごくお姉ちゃんは心配してくれていた。