この青い空を
あたしは苦笑いで返事するしかなかった。
まぁ、桜に無視されないならそれでいいか!!
あたしと桜は学校が終わると桜の家に向かった。
「お邪魔しま〜す」
あたしはゆっくりと桜の家の中に入った。
そのまま桜の部屋に行く。
「最近可愛いワンピース買ったんだけど似合う??」
桜はそう言って、白い清楚なワンピースをあたしに見せてくる。
「可愛い!!いいな〜」
あたしは羨ましそうな顔をして、ワンピースを見つめる。
「陽奈にはいいのがあるよ!!」
そう言って桜はニヤけながらもう一枚のワンピースを持ってくる。
そのワンピースは露出がすごい。
「こんなの無理だよ〜!!」
あたしは半泣き状態でそのワンピースを拒否する。
「もうこれしかワンピースないの!!ほら早く着て!!」
そう言って無理矢理ワンピースを渡される。
あたしはそのまま無理矢理そのワンピースを着させられた。
派手なワンピースに身を包んだあたしは何だか大人っぽい。
でも胸の谷間が少し見えるのが嫌だった。