この青い空を
合同コンパ
あたしと桜は駅に何回も乗り換え、コンパが行われる場所に向かった。
あたしはすごく緊張していたが、桜は余裕の表情を浮かべていた。
────プシュー。
電車が駅に着く。
あたしと桜は電車から降りると、コンパが行われる場所に向かった。
あたしと桜が中に入ると、二人の男子はもう揃っていた。
「こんにちは〜♪」
桜は笑顔で入る。
「こ、こんにちは!!」
あたしは苦笑いで中に入る。
二人の男にあたしは適当にA男とB男という名前を付けた。
あたしはA男の前に座った。
A男は結構チャラそうで、派手な服装をしていた。
それに比べてB男は結構真面目そうで、スーツを身にまとっていた。
「初めまして!!」
そう言ってA男がニッコリ微笑む。
「は、初めまして…」
あたしは薄ら笑いで言う。
「彼氏はいる??」
「あ…いません」
もしいなかったら付き合おうとか言い出すのだろうか…。