この青い空を



色々な仕事がある。


あたしは、その中で焼鳥屋が目にとまった。


結構時給も良かった。


でも、海斗とゆっくり考えてから、始めることにした。



〜♪



その時、着信音が鳴った。



「もしもし」



あたしは、電話に出る。


相手は海斗だった。



『もしもし。俺』


「どうしたの??」



海斗から電話が掛かってくるのは初めてだ。



『いや…ちょっと声聞きたくなって…』



照れながら言う海斗。


その言葉で凄く暖かい気持ちになった。



「あたしも…聞きたかったよ」



それは、嘘でもなく、本当の気持ちだった。



『じゃあ…明日電話するから。早めに寝ろよ??」


「うん」


『じゃあな』


「バイバイ」



あたしは電話を切った。





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