チョコレートな恋人2

彼女のじい様だった

 「はい、…なんですか?」
 「トールは…」
 「あっ…近くにいますけど……」
 「……呼べ」
 「…………」

俺は嘘をついたことを後悔した

 「あ…」
 「……君はいいやつだ…だからトールも…」
 「なに言って…」
 「トールは今イギリスに向かっている」
 「…えっ…なら俺も…」
 「君に会いたくないそうだ」


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