チョコレートな恋人2

俺の耳はおかしくなったのだろうか

 「なに言って、透は」
 「……」
 「なにか言ってください」
 「ライルという食器メーカーがあった、媚びへつらって上流階級まで登り詰めた…だがその息子がある上流階級の娘に恋をした」
 「なななんですが、急に」


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