チョコレートな恋人2

中年のメイドはむっと眉間にシワを寄せて

 「…ではお呼びくださいませ」

と部屋から出て行った

私はやっと1人になってほっとしていた

 「…携帯…」

携帯のメモリーを見る

彼の名はない

さっきアイガットに消された


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