チョコレートな恋人2

私たちは結構笑った後真面目に彼を見た

 「なんで…」
 「…透から聞いてない」

私は言えなくて顔を伏せた

 「じい様から聞いた、俺を守るためだって…そうなのか?」

私はただ頷いた

 「俺は…大丈夫だから二人で帰ろ?」

私は今度は横に振った


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