チョコレートな恋人2

 「…あぁ…コホン…レイスか……と」

老人は俺をジロリと見た

 「お祖父さま…瀬田郁さんです…」

透が俺の隣に立って言った

 「せ、瀬田郁です」

俺は直立不動で透の隣に立ち

 「…瀬田…郁……君か?透の相手は…」


< 24 / 271 >

この作品をシェア

pagetop