チョコレートな恋人2

老人はよく見ると青い瞳に茶色と白に染まっている短い髪

外人と見ればわかった

でも透と老人は日本語で話していた

 「…お茶をお持ちしますね…」

レイスさんが応接室を出ると透は俺に椅子に座るように促した

 「あ、ありがとう」

その時の薄い笑み

忘れられなくなった


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