チョコレートな恋人2

 「お久しぶりです、お祖父様…」
 「あぁ…キール、元気そうで何よりだ」

その人はお兄ちゃんの頭を撫でて

 「キールは出なさい、後で話そう」

と今度は私を見て

 「段々涼子さんに似てくるなトール」

お兄ちゃんは部屋を出た


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