チョコレートな恋人2

 「ちゃんと後で連絡するから」

私は彼の手を離して教室を出た

 「いつ?」
 「えっ?あっ…来てらっしゃいます…」

お姉ちゃんはオロオロと私の後をついてくる

校舎を出ると校門には黒塗りの高級車が停まっていた

 「トール…待たせたね」

中からは懐かしい人が出てきた


< 4 / 271 >

この作品をシェア

pagetop