カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
「実は…私、入江先生のことが好きなの。」


千鶴に続いて2人目だ…。

先生本人に言ってるわけじゃないのに、千鶴の時と同様でドキドキしてしまった。


「やーっぱり!そうじゃないかなーとは前々から思ってたけど。」


和沙も嬉しそうな顔をしている。


「恥ずかしくて、内緒にしてたんだ。ごめんね。」


「謝ることないって!でも、さっき見た感じだと、なかなかいい雰囲気だったじゃん!」



そうかなあ…?そう見えてたんだ…。


和沙の言葉が私の心をくすぐった。



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