カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
「ずっと単純作業だから飽きるよな。」
始めてから10分くらい経っていた。
「そうですね。量も半端なく多いですし…。」
段ボールの中の会報は、なかなか減らない。
「どうせなら楽しく話しながら作業するか!他の2学年生徒は今頃、沖縄で旅行を楽しんでいるだろうから。」
やっぱり先生も行きたかったんだね。
「先生は沖縄行ったことありますか?」
「ないんだ。だから今回同行出来るってことになった時、嬉しかったんだ。準備もしたんだけどな…。」
いじけたような言い方をする先生が可愛く感じた。
「私も準備したのに行けなくて、落ち込みました。」
「俺と三咲は修学旅行行けない組かあ…。なんか気が合ってるのかな。」
先生、今…気が合ってるって言ったよね…?
なんだかすごく嬉しいよ!
『行けない組』になれたことに喜びを感じていた。
始めてから10分くらい経っていた。
「そうですね。量も半端なく多いですし…。」
段ボールの中の会報は、なかなか減らない。
「どうせなら楽しく話しながら作業するか!他の2学年生徒は今頃、沖縄で旅行を楽しんでいるだろうから。」
やっぱり先生も行きたかったんだね。
「先生は沖縄行ったことありますか?」
「ないんだ。だから今回同行出来るってことになった時、嬉しかったんだ。準備もしたんだけどな…。」
いじけたような言い方をする先生が可愛く感じた。
「私も準備したのに行けなくて、落ち込みました。」
「俺と三咲は修学旅行行けない組かあ…。なんか気が合ってるのかな。」
先生、今…気が合ってるって言ったよね…?
なんだかすごく嬉しいよ!
『行けない組』になれたことに喜びを感じていた。