カレイドスコープ〜先生を想う日々〜
「…そういえば、優人君、元気してるか?」
ふと思いついたように聞く先生。
ちゃんと弟の名前を覚えていてくれていた。
「元気です。」
「そっか。あの夏休みの時に偶然会ったから、どうしてるかなあって思ってさ。」
私もあの日の先生をまた思い出していた。
友人の結婚式からの帰りで、黒いスーツが凛々しかったんだっけ。
「あ!先生知ってますか?あのショッピングモールの中にある小物屋さんで、万華鏡を売っているんですよ。」
「えっ!そうなんだ。どのお店だろう…。気付かなかったなあ。」
先生の瞳がキラキラしている。
万華鏡の話は、いつも授業で見る先生とは違う先生の面を見せてくれる。
そんな先生の一面を見ることが出来る私は幸せ者だなって思うんだ。
ふと思いついたように聞く先生。
ちゃんと弟の名前を覚えていてくれていた。
「元気です。」
「そっか。あの夏休みの時に偶然会ったから、どうしてるかなあって思ってさ。」
私もあの日の先生をまた思い出していた。
友人の結婚式からの帰りで、黒いスーツが凛々しかったんだっけ。
「あ!先生知ってますか?あのショッピングモールの中にある小物屋さんで、万華鏡を売っているんですよ。」
「えっ!そうなんだ。どのお店だろう…。気付かなかったなあ。」
先生の瞳がキラキラしている。
万華鏡の話は、いつも授業で見る先生とは違う先生の面を見せてくれる。
そんな先生の一面を見ることが出来る私は幸せ者だなって思うんだ。